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世界一胴が長い猫スチューウィ

ギネス記録に登録

もともとセラピーキャットとして、ネバダ州の病院などでセラピーを行う猫として活躍していた猫であり、ロビン・ヘンドリックソンさんによって飼われている猫です。
スチューウィはメインクーンであり、驚くべきはその動体の長さとしっぽの長さでしょう。

その長さはギネス記録にも登録されており、2011年に計測したときはしっぽの長さが41.5cmと世界一しっぽの長い猫として認定されました。
しっぽのみならず、鼻先からしっぽまでの長さは123cmと、これも世界一長い猫として認定されています。
全体を持つと1m以上も長さがあり、その長さは大人が抱えて持つとよくわかります。

ギネスに認定されるばかりでなく、キャットショーにも何度か出場しており、その毛並みはとても美しいです。
老人ホームなどでセラピーキャットとして活躍していましたが、癌が発症し1年間闘病生活をしていましたが、8歳という若さで亡くなりました。
最近は猫でも20歳以上も生きる場合も多い中で、8年間の生涯とは短く、やはり胴体が長いなどの事は体に負担がかかっていたのでしょうか。

そんなスチューウィの動画をご紹介します。
Meet The Record Breakers – ‘Stewie’, The World’s Longest Domestic Cat
こちらの動画はギネスワールドレコーズが取材したときの様子です。

世界一長生きした猫

それでは猫はどれぐらい寿命なのでしょうか?
猫は生後1年を過ぎると大人の猫となり、7歳を超えると高齢と言われています。
この頃では15年以上生きる猫も珍しくなくなってきており、20年以上生きる猫もいます。
そんな中、世界で一番長生きした猫は、クレームパフと名付けられた猫であり、1967年から38歳と3日まで生きました。
この記録は今でも破られておらず、ギネス記録にも認定されています。

飼い主のジェイク・ペリーさんは、クレームパフの前にもアレンという34歳まで生きた猫を飼っており、長生きさせる秘訣でもあるのかと聞いてみると、食事ではアスパラやベーコンなど、普通の猫が食べないような食べ物を与えていたようです。
しかしながら、食事の内容と寿命の関係は因果関係があるとは言えず、結局何が猫の寿命を長くしているのかはわかっていません。

猫の1年は人間で言うと4歳と言われています。
その関係で計算すると、クレームパフは38歳まで生きましたので、人間で言うと168歳というとてつもない長寿になります。
実際にクレームパフが38歳まで生きて、体の方はどうだったのか、体力や心配機能などの低下は大丈夫なのか、一人で歩くことは出来るのか、そのあたりが気になるところです。

ピアノを弾く猫ノラ

ノラについて

アメリカニュージャージー州で、野良猫の子供として誕生したこの猫は、最初は動物保護施設で里親を待っていました。
そこにフィラデルフィアに住む人物が、この猫を引き取りたいと申し出て、やがてその家庭で暮らすようになりました。

すくすくと育っていった猫はノラと名付けられ、飼い主のベッツィーさんはピアノ講師をしながらその傍らでノラを育てていきました。
家には2台のピアノが置いてあり、ピアノ教室で使っています。
ノラが1歳になる頃には、不思議な行動をするようになり、夜中になるとピアノの椅子に上り鍵盤を叩くようになりました。
それからというものは、毎日ノラはピアノを弾くのが日課となっています。

ノラはピアノ教室にやってくる生徒達とも一緒にピアノを弾くようになり、ノラを携帯の待ち受けにするなど、その人気は高まっていきました。
以下にご紹介するのは、2013年に撮影されたノラが入院したときに励ましてくれたお礼のサンキューコンサートの様子です。
Nora The Piano Cat?: The “Thank You” Concert – 1.23.2013

人気爆発

2007年には生徒から勧められて、ノラがピアノを轢く様子をYoutubeにアップロードしたところ、一躍有名となり2,000万回も再生されるようになります。
すぐにアメリカのメディアにも注目されるようになり、CNNなどのテレビでも取り上げられました。
やがてアメリカの主要メディア全てに取り上げられます。

ノラという名前は、メキシコ人アーティストのレオノーラ・キャリントンから名付けられた名前です。
ノラはピアノを演奏するばかりでなく、演奏のCDもDVDもリリースされており、さらにはカレンダーやTシャツのグッズ販売も行われています。
これらのアイテムは、日本でも購入することが出来ます。

ノラの行動は、何故ピアノを弾くのかは音が出るのが面白いのか、それとも本当にピアノを弾いているのか、飼い主の行動を真似ているだけなのかはわかってはいませんが、この行動はミュージシャンや、科学者の関心も集めています。
音楽雑誌にも取り上げられており、ノラは特にレミファの音が好きなようです。
さらには日本からも取材の申し入れがあったそうです。
実はノラは闇雲にピアノの鍵盤を叩いているのではなく、ノラは飼い主からレッスンを受けているのです。
そのために、たどたどしい感じではありますが、ノラの演奏はそれなりに音楽に聞こえます。

まさか猫がピアノを弾くなどとは思いも寄らぬことですが、意外にも猫自身に秘めた才能が発揮されたのかもしれません。
ベッツィーさんの家には何匹かの猫がいるそうですが、ピアノを弾くのはノラ1匹のみだそうです。
ちなみにノラはアメリカンショートヘアという種類の猫です。

サッカーの試合に乱入した猫アンフィールドキャット

サッカーに乱入する猫

サッカーの試合では、裸で乱入するような人も時々おり、そのたびに試合が中断し、乱入者と警備員との追いかけっこが始まります。
有名なものでは、サッカー試合に乱入した様子をそのままナイキのCMに使った例もあります。
しかし何もサッカー場に乱入するのは人間ばかりではなく、ハトや鶏や猫などの動物も訪れることがあります。

そんな中で一躍有名になったのがアンフィールドキャットと呼ばれている猫です。
イングランドにあるサッカースタジアムのアンフィールドに、2012年2月6日リバプールとトットナムの試合中に猫が乱入してきました。
突然グラウンドに出現したこの猫は、場内を走りペナルティエリアへ侵入した後、警備員に捕らえられ場外へ連れて行かれました。

わずか数分の出来事ではありますが、この事件は多くの人に注目され、twitterアカウントまで登場しています。
アンフィールドの警備員を務める、ダレン・エデン氏の飼い猫の子供だと主張はしていますが、猫の詳細ははっきりとはわかっておらず、正式な名前も付いていません。
少なくとも数年前からは、アンフィールド近くの駐車場では頻繁に目撃されているようであり、近くに住んでいる猫であるのは間違いないようです。

以下、猫がサッカー試合に乱入した様子です。
Cat on the pitch at Anfield

颯爽と試合場内を走り回る猫に対して、ゴールキーパーの方も捕まえるべきかどうすべきか迷っており、そのツーショットは面白いです。
最後は警備員のいるところにたどり着いたところを、抱きかかえられ場外に運ばれていきました。

アンフィールドキャットのその後

サッカーに乱入し一躍有名となった、この無名の野良猫は、その後は地元住民の通報によってチャリティーセンターに保護されました。
猫はリバプールの選手にちなんでシャンクスと名付けられました。
しかしチャリティーセンターにきたときは、他の猫と喧嘩したのか傷がいくつもあった状態でしたが、いまはすっかり回復しているそうです。

そしてスカーフを着て、すっかりセンター内でくつろいでいるようです。
シャンクスが飼われるようになってからは、多くの方がセンターを訪問し、一緒に記念撮影をしているそうです。
シャンクス自身も、記念撮影をいやがらず対応しているようです。
しかし、シャンクスはセンターを脱出し行方が分からなくなってしまいました。

余談ですが、2014年の12月29日のスウォンジー対リバプールのアンフィールドでの試合では、新しく黒猫がサッカー場内に乱入して、新たなアンフィールドキャットとして、新聞紙などを賑わせています。
アンフィールドは、昔を見てみると、1964年に初めてサッカー場に猫が乱入し、その後も時代と共に何度か猫の乱入事件は起こっているようです。

俳優をしていた猫オランジー

オランジーとは

1950年代から60年代にかけて、俳優として活躍した猫であり、ハリウッド映画に出演していました。
動物トレーナーの人に訓練されて、オスカーの動物バージョンのパッツィ賞を2度も受賞しています。
デビュー作は1951年のルバーブであり、1961年のティファニーで朝食では、オードリー・ヘプバーンと共演し、その時に2度目のパッツィ賞を受賞しています。

正真正銘のニューヨークの猫であり、我々が望む猫と言われることもあります。
撮影中はよく逃げ出すことがあり、共演者を引っ掻いたりつばを吐いたりすることもあり、世界で最も意地の悪い猫とも呼ばれています。
このような態度も功を奏しているのか、パッツィ賞を2度受賞したのは、オランジーだけです。

以下は「ティファニーで朝食を」の最後のシーンであり、オランジーが登場しています。
breackfast at tiffanys

銀幕を賑わせる猫達

最近では日本でも猫や犬がテレビに出演するようになっていますが、オランジーの他にもハリウッドに出演した猫がいるのでご紹介します。

・パイワケット役
1958年の媚薬では、主演達に劣らない猫を求めて、パイワケット役になる猫を国中探し回りました。
ショートヘアの猫も検討された中で見つけたのが、1匹のシャム猫でした
他の猫と違いミステリアスな雰囲気を醸し出しており、魔女ギリアン役の主演女優とよく雰囲気がマッチした猫です。
撮影終了後には、パイワケット役には数匹の猫が使われましたがキム・ノヴァクが劇中で登場する猫の1匹を引き取り家で飼ったといわれています。
またパイワケット役の猫には、トップスター賞が贈られました。

・モリス
ヒンデールのヒューメイン・ソサイエティで見つけたこの猫は、キャットフードのCMに出演します。
その後はいくつかのCMにも登場し、1973年にはシェイマスに出演し、パッツィ賞を受賞しました。
とてもカリスマ性のあるこの猫は、ある種のシンボルともされ、未だに出演したCMの資料室には彼の写真を飾っているそうです。
また里親キャンペーンにも出演したことがあり、数々のメディアで使われた猫です。

・キティ
生殖器官に問題を抱えていたこの猫は、ブリーダーから見放されてしまいます。
しかしその後は映画界に引き取られ、1993年の奇跡の旅でデビューを果たします。
この猫は他と違い、45分もじっと座っていることが出来たので、最高の猫のアクターと評価されています。
またテレビのコメディ作品のキャロライン in N.Y.にも出演し、カリスマ性を見せつけました。
猫らしからぬ気ままさも時には見せずに、演技に集中することもあったので、共演している人物からの評価も高いです。

死を予知する猫オスカー

■死を予知する

動物という物は人間よりも敏感であり、地震が来たら犬が吠えるなど人間にはわからないことを察知する能力があります。
そんな動物がアメリカ・ロードアイランド州にホスピタル施設のSteere Houseには2005年から三毛猫のオスカーが飼われています。
彼はいつも施設内を気ままに移動しており、人とじゃれあったりすることはあまりないようですが、彼には驚くべき力があるようです。

施設内の死が迫っている患者さんを予知すると、その患者さんの傍らに寄り添い、ベッドの隅で丸くなって患者さんが息を引き取るまで寄り添うのです。
実際にこのことは日本のテレビでも取り上げられたことがあるので、知っている人もいるのではないでしょうか?

何故彼女はこんなことが出来るのか、研究によって明らかになったのは、医師によると死の間際に患者さんが発するケトンの匂いに反応しているのではないかということです。
その予知能力は人間よりも正確で、オスカーが添い寝している患者を見つけると家族に連絡を取るというように、今はすっかりその能力は信頼されているようです。
不思議なことに、施設では他の猫も飼われていますが、予知能力を持っているのはオスカーのみだそうです。

以下は病院を徘徊しているオスカーの様子です。
Oscar the Cat

■オスカーに命の危機

そんな死期を予知する能力のある彼女ですが、2013年11月にはオスカー自身にも命の危険が迫り、それは体調を崩したことから、一時は心停止になるほど危険な状態が訪れました。
しかし今は回復し、元気に施設内を動き回って以前のように予知能力を存分に発揮しているようです。
もしかすると死を予知するなど不吉に思えるかもしれませんが、病室でオスカーが寄り添ってくれることは、患者さんや家族がとても感謝しているそうです。
ただしこの予知のメカニズムは、はっきりとしたことまではわかっていませんが、患者さんとその家族の慰めとなっているのは確実です。

ある医師がオスカーについて書いた本は、アメリカではベストセラーとなっており、オスカー―天国への旅立ちを知らせる猫として日本でも訳されて出版されています。
また心優しい猫として、ホスピス財団からも表彰されています。

もしも死期が近い人間の体からはケトンという物質が発せられるというならば、それを感知する機械を作れば、人間にも死期を予知することは可能になるかもしれませんが、やはりオスカーがどのようなメカニズムで死期を感知しているのかはわからず、これからも研究が続けられるでしょう。
これからも間オスカーが元気に生活をして、施設内の人に寄り添って患者さんを看取ってくれることでしょう。