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幸福を呼ぶ猫ボブ

ホームレスを救った猫

この話は日本でもテレビで放送されていたので知っている人もいるかと思います。
物語は家族の元を離れ、ロックスターを目指してロンドンに住んだジェームズという男性の物語であり、ここから話がスタートします。
ロンドンに移り住んだものの、夢は叶わず、そのためにドラッグ中毒となり、やがて収入がなくなりホームレスとなります。
その日の暮らしは路上でギターを演奏し、通行人が投げ入れてくれる小銭のみでした。

不幸は続き、2007年には交通事故に遭いますが、その時に1匹の足とお腹を怪我している猫と出会います。
彼は全財産を持っていき、病院で猫を治療してもらいます。
お互いに怪我が治るまで2週間一緒に過ごし、その後は経済的な理由から猫を公園に逃がしてきます。
しかし、いつものようにギターを弾いて眠ろうとすると、そこにはあの猫がいるのです。
そこでジェームズさんは猫をボブと名付けます。

いつものように路上で演奏しようとすると、猫が付いてきます。
そのまま猫を隣に座らせて演奏すると、多くの人が足を止めていつも以上に小銭を稼げたのです。
それからは毎日ボブを連れて演奏し、バスや地下鉄などで移動するときもいつも一緒です。
お客さんともボブはすぐに仲良くなり人見知りせず、それがさらに多くの人を寄せ付け、収入も以前よりも多くなりました。

しかしそんな日々は長続きせず、ある日警察に注意されて路上での演奏が出来なくなります。
演奏が出来ないとなると代わりに路上での雑誌販売もしますが、それも成功はするものの、誰かに妨害されて販売できなくなります。

ジェームズさんとボブの様子は以下の動画で見られます。
A Street Cat Named Bob – short documentary

本を出版する

やがてまた薬物依存するようになってしまう彼ですが、ボブを見ると頑張ろうという気持ちになり、また雑誌販売を続けようと頑張ります。
また雑誌販売を続けていると、ある日その様子にある出版社の編集者が興味を持ちます。
そして今までの猫との歩みを本にすべきだと提案し、やがてボブという名のストリート・キャットという名前で売り出されます。

この本はたちまち大ヒットし、おかげで路上での演奏も出来るようになり、アパートも借りられるようになりました。
しかしジェームズさんは、お金持ちになろうとはせずに、入ってきた印税は必要な金額以外は、捨て猫などの基金に寄付しているそうです。

映画化の話もきたそうですが、ボブと暮らせるだけのお金があればいいとのことなので、今のところはその話は断っているそうです。
そして現在も二人は仲良く路上でいつも通り演奏をしています。
まさにジェームズさんにとってボブは幸運を呼んでくれた猫であり、二人の友情がいつまでも続けばいいですね。